ブロンドヘアに濃いリップ、鼻ピアスをつけたクールな雰囲気から、黒やダークブラウンの髪に前髪を作り、ナチュラルメイクへ。ポーランド出身の女性が日本に住む前後の変化をInstagramに投稿したところ、「前もきれいだったけど、日本に来てからはナチュラルメイクがとっても似合ってて素直でキュートな感じ」「どうしよう…どちらもかわいくて2択選べない」といったコメントが寄せられました。
投稿したのは、ポーランド人のアメリアさん(@am333li444)です。以前は、自分のコンプレックスを隠すために、かなり濃いメイクをしていたというアメリアさん。ヨーロッパでは、高くてはっきりした頬骨が美しいとされる傾向がある一方、自身は頬骨が低く平坦だと感じており、ブロンザーで立体感を作ろうとしていたそうです。
また、欧米では「フォクシーアイ」のようなシャープな目元が人気ですが、アメリアさんはどちらかというとタレ目タイプ。そのため、アイラインや長いまつ毛で目尻を引き上げ、目を横長に見せるメイクをしていたといいます。
アメリアさんは、唇が小さいこともコンプレックスで、リップメイクでできるだけふっくら見せるようにしていました。ヨーロッパでは、唇はボリュームがあるほど魅力的だと考えられることが多いといいます。
アメリアさんが以前住んでいた環境では、濃いメイクが流行していて、それが「華やかさ」や「豊かさ」の象徴のように捉えられていたそう。たくさんコスメを使うほど洗練されて見える、という感覚があったと話します。
当時は、キム・カーダシアンさんやカイリー・ジェンナーさんのような、グラマラスな美しさを持つセレブが大きな憧れの存在でした。長くてボリュームのあるまつ毛、しっかり描いた眉、強めのシェーディング、ふっくらした唇。そうしたインパクトのあるメイクが、理想的な美しさとして人気だったといいます。
しかし日本に住み始めてからは、むしろメイクを薄くした時のほうが、周囲から褒められることが増えました。ナチュラルメイクに変えたきっかけは、意外にもシンプル。
「朝もっと寝たかったからです(笑)」
早朝シフトが多く、少しずつメイクを簡略化するうちに、「意外と今の方が自分に合っているかもしれない」と感じるようになったそうです。日本の夏はポーランドより暑く湿度も高いため、軽いメイクの方が快適だったことも後押しになりました。濃いメイクをしていた頃は、落とした後の自分とのギャップに落ち込むことも多かったといいます。今は素顔の自分にも前より自信が持てるようになり、「メイクで気分は上がるけれど、素顔の自分も好きになれた」と話します。
日本の美意識で特に驚いたのは、「鼻を高く見せたい」と考える人が多いこと。日本ではノーズシャドウなどで鼻筋を強調するメイクをよく見かけますが、アメリアさんの出身国では、逆に「できるだけ小さくて繊細な鼻」が理想とされているそうで、鼻を小さく見せるための整形手術を受ける人も少なくないのだとか。アメリアさんは国によって価値観が違うことにとても驚き、興味深いと感じたそうです。
一方で、以前のメイクのほうが、自分の自由さや大胆さ、少し反抗的な部分まで表現できていた気もするといいます。今のナチュラルメイクでは「おとなしそう」「繊細そう」と見られることが多いものの、実際の自分はかなり芯が強く、頑固な性格なのだと明かします。
今回の動画には多くの反響があり、アメリアさんは温かいコメントや褒め言葉に励まされたと話します。一方で、以前の見た目について、少し早い段階で決めつけるようなコメントもあったといいます。
特に印象に残っているのは、「最初はナナっぽくて、今はハチみたい」という『NANA』に例えたコメントでした。「すごく面白くて、今でも忘れられません」と振り返ります。
「今は日本らしいナチュラルな美しさと、自分本来の個性や強さ、その両方をうまく表現できるスタイルを見つけたいと思っています」























