スタートアップ5チームのビジネスプラン
2016/01/27 14:00
オンライン試着サービスのイメージ画像
▼「下着のオンライン『試着』」自宅から気軽にお試し
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【チーム名】
FITTY(フィッティー)
【チーム紹介】
神戸出身の本間さんは「FITTY」のほか、ウェブデザイン、ウエディングのプロデュースなどを手掛けるIT関連企業の社長を務める。エンジニア、デザイナーらと共同で開発を進める。
【プランの内容】
下着のオンライン「試着」
【プランの詳細】
オンライン上で女性がより簡単に「試着」できるサービス。
起業するまで下着メーカーで5年間勤務していた。店頭勤務の後、インターネットビジネス部門での経験から、市場の抱える課題についてデータを通して考える機会を得た。
たくさんのパーツを組み合わせて作られた下着は靴以上に試着が難しいといえる。多くの女性は購入前に試着したいが実際にはできておらず、サイズを間違えるなどのトラブルを抱えている。このサービスを使えば、自宅で24時間無料で「試着」できる。
商品をデータ化し、お客様や店員がこれまで感覚的に選んでいた基準を数値化した。いわば店頭スタッフの「集合知」だ。店頭で試着したかのような商品を見つけることができる。商品の量は店頭の約10倍あり、平均15分かかっていた試着時間を30秒に短縮した。
チャット機能があり、専門スタッフが24時間待機、サポートする。フィット感がよかった商品を元に新たなおすすめが可能で、実店舗では待ち時間が不安な子ども連れのお客様向けに活用することもできる。安心してネットショッピングが楽しめる世界を実現していきたい。
(写真説明)本間佑史子さん
▼「介護タクシー検索サービス」予約時の不便さを解消
【チーム名】
みをつくし
【チーム紹介】
フリーランスとしてIT運営サービスを手掛ける奥野さんと、システム、デザインなどを手掛けるエンジニアの2人でタッグを組む。「兵庫で成功モデルを」と意気込む。
【プラン内容】
介護タクシー検索サービス
【プラン詳細】
リアルタイムで介護タクシー検索ができるサービスを提供する。
介護タクシーは通常、利用する2~3日前に予約しておくことになっている。予約対応は日中のみのケースが多く、土、日、祝日や夜間、急きょ移動しなければならない場合は見つけにくいのが現状だ。
私たちが開発するアプリは、現在地や指定した住所の近くで予約できるタクシーの情報を取得する。気に入ったドライバーを見つけて連絡し、来てもらう。介護タクシーは通常のタクシーと異なり、介助時に体に触れることが多い。このため、ドライバーの人となりや経験をデータベース化することも大切な要素だ。
介護タクシー事業者に参画してもらえるために、できるだけ効率のよい配車を実現し、往復で予約するモデルから脱却することを目指す。予約時にはドライバーがアプリを起動させることで位置情報が発信されたり、タクシーメーターと連動させることも考え、データが集まれば配達事業と連携する可能性を広げていきたい。
今後、実証実験を経て介護事業者の協力を頂きながら進めていく。高齢者がいつでも気軽に外出できる社会を実現したい。
▼「外国人向け検診予約・検索サービス」ビザ手配や翻訳を支援
【チーム名】
GOFITURE(ゴーフィーチャー)
【チーム紹介】
大阪大大学院2年でディレクターを務める鄭さんを中心に、エンジニア、プロダクトマネジャーの学生ら4人で開発を進める。「全ての人が健康で幸せな未来を」との思いをプランに込める。
【プラン内容】
外国人向け検診予約・検索サービス
【プラン詳細】
日本で医療サービスを求める海外在住の外国人向けに、クリニックや病院を検索・予約できるワンストップのウェブサービスを提供する。
海外で医療サービスを求める外国人が1000万人を超えるといわれている。中国人向けのある意識調査では、日本の医療サービスが世界でトップクラスだと認識する人が7割を超えているが、実際に医療目的で来日する人は多くない。情報不足、費用の高さ、言葉の違いなどが問題だと考えている。
まずは関西地域で陽電子放射断層撮影(PET)のようながん検診ができる病院を紹介していく。多言語に対応し、ビザの手配、通訳・翻訳を支援する。検診項目、場所の検索や予約が可能で、誰でも無料で閲覧できる。各ユーザーの希望に応じて検診内容を選ぶことができる。パッケージツアー検索もあり、検診と旅行を組み合わせたプランと体験談の閲覧などが可能だ。
医療産業都市の神戸から関西、日本、アジア、世界へ広げていこうと考えている。検診サービスを求める人に最適な機関を結びつけ、世界中の人たちが活用できるようなプラットフォームを構築していきたい。
▼「認知症予防コミュニティー」学生講師が脳トレ授業
【チーム名】
i‐Generations(アイ・ジェネレーションズ)
【チーム紹介】
リーダーで立命館大経営学部4年の芳本さんをはじめ、メンバー3人は全員大学生。「高齢者に脳の健康と笑顔を」をモットーに、認知症予防と早期発見に取り組む。
【プラン内容】
認知症予防コミュニティー
【プラン詳細】
アプリを活用し、高齢者と若者による認知症予防コミュニティーをつくる。
高齢化を背景に、認知症や認知症予備軍とみられる人の数が年々が増えている。予防のためにはコミュニケーションの機会を増やし、記憶力、注意分割力、計画力などを鍛えるとよいとされている。
私たちは高齢者向けのタブレット端末を準備し、介護施設や自治体に学生の講師を派遣する。脳科学の専門家による監修を受けてアプリを開発し、ゲーム感覚で楽しめる60分間の「授業」を実施する。授業中は会話を大切にし、高齢者と若者が交流する機会を提供する。
1000人以上の高齢者が利用したデータを元にアプリを開発し、月1回の頻度でコンテンツを更新する。蓄積されるデータは認知症の早期発見に役立てたり、介護・医療分野に提供したりする。
今後、施設での実証実験を行い、シニアビジネスに参入を検討する企業のサポートもできればと考えている。神戸には大学が多く、学生がたくさんいる。そんな学生と高齢者をつなぐ架け橋となり、認知症予防に取り組んでいきたい。
▼「食のコミュニティーづくり」新たな料理楽しむ場を
【チーム名】
Gochiso(ごちそう)
【チーム紹介】
京都大大学院博士課程に在籍するフィリップさんらメンバー6人の出身地は日本、中国、米国、アイルランドなど多彩。神戸からグローバルな展開を目指す。
【プラン内容】
食のコミュニティーづくり
【プラン詳細】
ホームパーティーの開催を支援するアプリを開発し、地域色豊かな食と人をつなぐコミュニティーをつくる。
家庭でパーティーを開催しようとしても、告知方法や予算設定、プランづくりに手間がかかり、結局あきらめてしまうのが現実ではないだろうか。
その解決策として、アプリ「Gochiso(ごちそう)」を提案する。参加したい人は興味が湧いたパーティーを検索・予約し、主催者から承認されれば参加可能となる。新たな友人と出会い、料理を楽しむ機会が得られる。
開催したい人はパーティーのメニューを投稿し、共有したい友達を招待する。新しい料理を試し、参加者から感想を得ることができる。
これは「ソーシャル・ダイニング」という名の新たな市場でもある。1980~90年代に生まれた若い世代を主なターゲットに設定している。
近年増えている日本への外国人旅行者が何を期待しているだろうか。地域ならではの食の体験やコミュニティーとのふれ合いを求めているのではないかと思う。そういったユーザー体験を神戸発で提供し、世界に広げていきたい。レストランを開店せずとも、さまざまな食を提供する場をつくっていく。