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神戸製鋼改ざん問題

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新たな不正が発覚し、会見する神戸製鋼所の梅原尚人副社長=20日夜、東京都港区高輪4(撮影・中田匡峻)
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新たな不正が発覚し、会見する神戸製鋼所の梅原尚人副社長=20日夜、東京都港区高輪4(撮影・中田匡峻)

 アルミニウム製品の検査データ改ざん問題が広がる神戸製鋼所で20日、新たな不正が発覚した。同日夜、東京都内での記者会見では「製品は本当に大丈夫なのか」「ガバナンス(企業統治)はどうなっているのか」と厳しい質問が相次いだ。

 会見冒頭、梅原尚人副社長は「不適切な行為についてあらためておわび申し上げます」と頭を下げた。その上で、川崎博也会長兼社長が体調不良で出席できないと説明した。

 新たな不正では、社内の自主点検で不適合品の検査データを報告せずに隠していたことが判明。「顧客の多くのメーカーに、安全性検証に協力してもらっている最中。申し訳ない以外の言葉がない」と陳謝した。

 一方、社内調査は社内委員会に代えて、外部委員のみの組織を設置して進める。「ガバナンスが効いていない証拠だ」との指摘に対し「十分だとは思っていません」と声を落とした。

 安全性の検証では「現時点で、危険なので交換してくれ、使えないといった声はない」とし、取引先500社にほぼ連絡がつき、打ち合わせを始めたという。今月12日から2週間程度の期限に向けて、勝川四志彦常務執行役員は「最大限努力する」と述べるのがやっとだった。

 今後も新たな不正が出る恐れは「全くないとは言い切れない」と、歯切れは悪いまま。川崎会長兼社長の体調不良の真偽を疑う声も上がり、進退については「他の不正や安全性の検証、原因究明、再発防止策をやるのが責任」と返すにとどめた。(佐伯竜一)

2017/10/20

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