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神戸製鋼改ざん問題

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2基目の石炭火力発電所の建設が予定されている神戸製鋼所神戸製鉄所内=神戸市灘区
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2基目の石炭火力発電所の建設が予定されている神戸製鋼所神戸製鉄所内=神戸市灘区

 神戸製鋼所による石炭火力発電所増設計画で、環境影響評価(アセスメント)の信頼性を検証するために兵庫県と神戸市が同社に対して環境調査の基礎データ提出を要請していることについて、久元喜造・神戸市長は9日の定例会見で、同社からのデータ提出が始まったことを明らかにし「神戸市なりに検証し、もう1回(市の環境影響評価)審査会を開く」とした。

 久元市長は「神戸製鋼に対する社会的信頼が揺らいでいる。今まで出されたデータをそのまま了承して手続きを進めるわけにはいかない」と説明。計画への市長による兵庫県知事宛て意見提出の期限は15日だが、10月下旬の予定だった審査会の答申が延期されたことを踏まえ「市長意見の提出も延期する」とした。

 環境アセスを担当する市自然環境共生課によると、県から8日に市長意見提出期限を当面の間、延長するとする通知があった。データ検証終了時期については、めどが立っていないという。

 また、同社の製品検査データ改ざん問題に対し、久元市長は「改ざんがあったことは残念。原因を究明して社会全体に示し、その上で再発防止に努めてほしい」と述べた。「製品の安全確認を進め、信頼をできるだけ早く取り戻すことが大事」とも指摘。地域経済への影響については「神戸製鋼所と取引関係にある下請け企業への影響を最小限に食い止めるため、信頼回復に努力されることを期待している」と語った。

 同社は10日にも、原因の調査結果と再発防止策を公表する予定。(若林幹夫、小林伸哉、高見雄樹)

2017/11/9

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