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神戸製鋼改ざん問題

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神戸製鋼所神戸本社=神戸市中央区脇浜海岸通2
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神戸製鋼所神戸本社=神戸市中央区脇浜海岸通2

 アルミニウム製品などの検査データを改ざんしていた神戸製鋼所は1日、2018年3月期連結決算の業績予想で「未定」としていた純損益予想が450億円の黒字になると発表した。最終黒字は15年3月期以来3年ぶり。改ざんの影響で100億円の経常利益の減少を予想するが、受注の取り消しは軽微で、販売が回復している中国の油圧ショベル事業による利益が全体を底上げする。

 神戸製鋼は改ざんが発覚した昨年10月、黒字350億円としていた純利益予想を、補償費用などが読み切れないため「未定」に変更していた。

 改ざんの影響は昨年10月時点で、経常利益約100億円の減少を見込み、おおむね想定通りに推移した。アルミ・銅部門では、自動車メーカーなどが神戸製鋼製品の安全性評価を外部機関に委託したり、在庫を処分したりした補償費用による損失で40億円とし、鉄鋼製品の受注取りやめや弁護士費用などで60億円とした。

 一方、18年3月期は中国政府の景気刺激策などで建設機械の販売が回復し、主力の鉄鋼事業でも自動車業界を中心に需要が増えており、業績回復が鮮明になった。売上高は昨年10月予想比0・5%増の1兆8900億円と、過去4番目の高水準を予想。経常利益も20%増の600億円を見込む。

 同日、東京都内で会見した河原一明常務執行役員は「当社しか作れない製品があるほか、需要が旺盛で操業度が高まっている」とした。(高見雄樹)

2018/2/1

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