連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

神戸製鋼改ざん問題

  • 印刷
2基目の石炭火力発電所の建設が予定されている神戸製鋼所神戸製鉄所=2016年11月13日
拡大
2基目の石炭火力発電所の建設が予定されている神戸製鋼所神戸製鉄所=2016年11月13日

 神戸製鋼所が神戸市灘区の神戸製鉄所で進めている石炭火力発電所2基の増設計画で、同社が経済産業省中部近畿産業保安監督部近畿支部に発電所設置に伴う工事の届け出をしたことが31日、同社への取材で分かった。

 同社によると、届け出は神戸市と同社が大気汚染防止対策などを盛り込んだ環境保全協定を再締結したのと同じ30日付。電気事業法は、経産相が工事計画の変更命令などをしない限り、届け出が受理されてから30日間が経過すれば着工できるとしている。

■反対側弁護団が抗議声明を発表

 神戸製鋼所が神戸市灘区で進める石炭火力発電所増設計画で同社が経済産業省に工事計画を届け出たことを受け、兵庫県公害審査会に公害調停を申し立てている弁護団は31日、「申請人らの声を無視し、公害調停を通じて真摯(しんし)に再考する意志がないものと言わざるを得ない」などとする抗議声明を出した。建設の差し止めについては「調停で協議を継続する意味が失われた」とし、差し止めの部分の取り下げを求める書面を同審査会に送付した。

 公害調停は、計画に反対する市民グループ「神戸の石炭火力発電を考える会」が募った市民ら481人が申請人として提起しており、現在も協議が続く。協議が成立した場合、法的拘束力が生じる。

 弁護団は今後、公害調停の場では環境影響評価のやり直しや既設の発電所に対する環境対策を求めるとともに、設置差し止めに向けて「あらゆる手段を検討する」としている。(竹本拓也)

2018/9/1

天気(8月26日)

  • 31℃
  • ---℃
  • 20%

  • 30℃
  • ---℃
  • 20%

  • 32℃
  • ---℃
  • 10%

  • 33℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ