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神戸製鋼改ざん問題

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分野別の順位(神戸大阪京都レーダーチャート
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分野別の順位(神戸大阪京都レーダーチャート

 神戸製鋼所株の4日の終値は1037円となり、この1年で約24%下がった。市場関係者は「海外での訴訟リスクが見通せない間は、こうした(低迷の)動きが続くだろう」とみる。

 データ改ざん発覚前、昨年10月6日の終値は1368円だった。その後、最初に取引された同10日は1068円と300円下落し、主力の鉄鋼部門で改ざんが発覚した同13日には805円まで値を下げた。

 その後は徐々に持ち直し、今年2月には1200円台まで回復したが、社長の引責辞任や東京地検特捜部などの捜査もあり、上下動が続いた。18年4~6月期決算で経常利益が前年同期比で半減した後は、千円前後での値動きとなっている。

 一方、日経平均株価はこの1年で1割超上昇した。光証券の山下謙テクニカルアナリストは「神鋼株の下落幅は(実質的に)24%よりも大きいとみるべき」と指摘。神鋼は米国、カナダで訴訟を抱えており「裁判リスクを抱える会社を極力避けるのは常識」とする。

 ただ、鉄鋼業界は一時期の不況から持ち直し、神鋼も売上高を伸ばしている。「自動車の軽量化の動きを受けて鉄やアルミは堅調な需要が続くとみられ、悲観する市場環境ではない」と山下氏はみる。同様に製品データ問題を起こした会社も株価の低迷が続くが、「賠償請求額の見通しが立った時点で、持ち直しの動きが出てくるのではないか」としている。(横田良平)

2018/10/5

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