NPO法人「希望の灯り」 組織の在り方を継続協議

2013/11/18 17:18

 NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯(あか)り」(HANDS(ハンズ))の堀内正美代表理事(63)は17日、神戸・東遊園地で、メンバーや、この日開かれた震災モニュメントウォークの参加者ら約30人とともに、同法人の今後について話し合った。

 堀内さんは「今のまま続ければ、僕が死んだら活動は終わる」「語り継ぐためには、次なる世代に伝えていかなければいけない」などと話し、メンバーらから意見を募った。参加者からは「組織の在り方を考える時期に来ている」などの声が出た。堀内さんは代表理事から身を引く考えも示唆したが、結論は持ち越された。
 今後、同法人の理事会を開き、団体の在り方などを継続して協議するという。
 同法人は2002年に発足し、災害を語り継ぐ活動などを続けている。(上田勇紀)

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