阪神・淡路大震災から17日で19年 各地で追悼行事
2014/01/15 20:27
6434人が亡くなり、3人が行方不明になった阪神・淡路大震災は17日、発生から19年となる。兵庫県内では各地で追悼行事が催され、被災地は祈りに包まれる。
関連ニュース
九州豪雨 被災地支援へ準備本格化 兵庫県内
子育て世代の防災冊子作製 神戸市とP&Gが協力
9カ国の行政職員 神戸・新長田のまちづくり視察
神戸市中央区の東遊園地では、市民団体と市が「阪神淡路大震災1・17のつどい」を催す。地震が起きた午前5時46分に黙とうし、遺族らが献花。東日本大震災の被災者を招き、午後2時46分に「3・11」をかたどった竹灯籠に点火、連帯のメッセージを発信する。
神戸市内を見下ろす中央区の諏訪山公園ビーナスブリッジでは「1・17市民追悼のつどい」があり、午前5時46分、トランペットを奏でる。兵庫県などによる「ひょうご安全の日のつどい」は、中央区の人と防災未来センター前で午前11時50分からあり、「ひょうご安全の日宣言」を読み上げる。
正午には111カ所の寺院や教会が鐘をつき、神戸港に入港した船が一斉に汽笛を鳴らす。民間の追悼行事は17日前後に65件。学校や幼稚園は1421校園が、黙とうや防災訓練をする。
(木村信行)