劇場版「神戸在住」試写会 主演の藤本泉さんが舞台あいさつ

2014/11/26 06:42

劇場版「神戸在住」の試写会であいさつする(左から)白羽弥仁監督、藤本泉さん、竹下景子さん=シネ・リーブル神戸

 阪神・淡路大震災から20年に合わせ、来年1月17日にサンテレビが放送する震災関連ドラマ「神戸在住」の劇場版の試写会が25日夜、同市中央区のシネ・リーブル神戸であり、白羽弥仁監督(50)と主演の藤本泉さん(23)、竹下景子さん(61)が舞台あいさつを行った。藤本さんは「震災を知らない世代にも見てほしい」と呼び掛けた。 関連ニュース 今秋朝ドラの夫役に松坂桃李さん 「わろてんか」 詩に込めた震災の記憶 竹下景子さん涙の朗読 震災復興願い、竹下景子さん朗読 詩集第4版出版

 原作は木村紺さんの同名漫画。震災を体験していない女子大生らの青春を通じ、震災の記憶や神戸の今を描く。劇場版はドラマ放映日と同じ1月17日に神戸や大阪で公開する。
 等身大で演じたという藤本さんは「神戸はきれいな街との印象だったが、震災あっての今なんだと考えさせられた」という。神戸に住む白羽監督は「勝手知ったる地元が舞台。いい役者に存分に演じてもらえればいい映画になると確信していた」と自信を示した。(堀井正純)

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