ポートライナー、六甲ライナー臨時便決定 来年の「1・17」

2014/12/12 19:25

 阪神・淡路大震災から20年となる来年1月17日に東遊園地(神戸市中央区)で催される追悼行事に合わせ、ポートライナーと六甲ライナーの臨時便の運行が正式に決まった。ポートアイランド(同市中央区)や六甲アイランド(同市東灘区)の被災者らが、黙とうをささげる5時46分に間に合うように始発が13~33分繰り上がる。 関連ニュース 九州豪雨 被災地支援へ準備本格化 兵庫県内 子育て世代の防災冊子作製 神戸市とP&Gが協力 9カ国の行政職員 神戸・新長田のまちづくり視察

 両ライナーを運行する神戸新交通が12日、発表した。
 ポートライナーの臨時便は、中埠頭駅を午前5時21分に出発し、東遊園地の最寄りの貿易センター駅に同30分に着く。六甲ライナーは、マリンパーク駅午前5時5分発、住吉駅着同14分で、JRか阪神を利用すると、同35分ごろに三宮に到着する。
 来年1月17日は、土曜日に当たる。より多くの被災者らが追悼行事に参加できるようにと、ひょうごボランタリープラザの高橋守雄さんやNPO法人「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」の理事長で、9月に急逝した黒田裕子さんらが署名活動を続けていた。
 市営地下鉄西神・山手線も、午前4時台に臨時便の運行が決まっている。
(小川 晶)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ