震災特例で任期6月から 兵庫県議会と神戸、西宮、芦屋市議会
2015/06/03 15:20
統一地方選の兵庫県議選と神戸、西宮、芦屋市議選で当選した議員の任期開始は、いずれも6月11日。阪神・淡路大震災後の特例が継続されているためで、改選と任期開始に1カ月半~2カ月間のずれが生じている。
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1995年の統一選をめぐり、被災地では4月の選挙実施が困難だったため、特例法で議員の任期を6月まで延長。選挙日程も先延ばしされた。その後、選挙日程だけが統一選の4月に戻り、現在に至っている。
ずれの期間は議会がほぼ〝死に体〟となるため、議会の自主解散などで任期も元に戻す必要性を指摘する専門家は多い。ただ、議員の期末手当(ボーナス)の支払い基準が「6月1日時点で在職」となっていることなどを背景に、議会内に見直しの動きはない。