大震災21年 「1・17」各地で祈り継ぐ催し
2016/01/15 17:58
阪神・淡路大震災は17日、発生から21年となる。20年で区切りを付けた追悼行事がある一方、多くの行事が継続しており、今年も被災地は祈りに包まれる。
関連ニュース
長田の「シューズプラザ」 神戸の住宅会社に売却
神戸で全日本広告連盟大会 京都や新潟の取り組み表彰
阪神・淡路大震災劇、再演始まる 石田純一さんも
市民団体の1月時点のまとめでは、市民による追悼行事は59件で昨年より51件減少した。
神戸市中央区の東遊園地では午前5時から竹灯籠にろうそくをともす。形作る文字は従来の「1・17」から、公募を踏まえて「未来 1・17」に。市主催の「追悼の集い」では遺族らが追悼の言葉を述べる。同区のHAT神戸では、兵庫県などが主催の「ひょうご安全の日のつどい」が開かれ、午前11時50分から追悼式典がある。
正午には寺院や教会が鐘を鳴らし、商店街や百貨店などで黙とうが呼び掛けられる。神戸港に入港する船も一斉に汽笛を響かせる。(高田康夫)