1.17追悼の竹灯籠文字「1995 光」に決定

2017/01/13 23:54

公募の結果を受けて決めた竹灯籠の文字を発表する「1・17のつどい」の藤本真一実行委員長=神戸市中央区

 阪神・淡路大震災から丸22年となる17日に神戸・三宮の東遊園地で開かれる追悼行事「1・17のつどい」で、実行委員会は13日、公募の結果、今回会場で竹灯籠で描く文字が「1995 光 1・17」に決まったと発表した。 関連ニュース トイレットペーパー長さ通常4倍 防災用にも 「1995 光 1・17」 阪神大震災・追悼行事の文字 被災の高齢者ら文字で支え20年 神戸の識字教室

 文字の公募は昨年に続き2回目。昨年は「1・17」の上に「未来」と添えた。今年は「1・17」を維持し、竹灯籠にともした火で「1995 光」と描く。
 文字は11月から募集し、県内外から「忘れない」や「絆」など135件が寄せられた。歳月の経過を受け、発生年を入れてほしいとの意見が多く、「1995」も採用した。
 藤本真一実行委員長は「2016年は熊本地震など大規模な災害が相次いだ。心を痛める人に少しでも光が差すようにという願いや、寄り添う思いを込めた」と話した。(阿部江利)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ