震災犠牲者悼む6434本のともしび 伊丹・昆陽
2017/01/17 06:36
ろうそくを囲み、黙とうをささげる参加者ら=16日午後5時46分、伊丹市昆陽池3(撮影・笠原次郎)
兵庫県伊丹市の昆陽池公園で16日夕、阪神・淡路大震災の犠牲者と同じ数の6434本のろうそくがともされ、雨の中、約250人が静かに黙とうをささげた。
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ボランティア団体「ユー・アイ・アソシエーション」(赤松弘揮代表)が、震災の翌年から続ける追悼行事。今年のテーマは「架ける」。ろうそくでつり橋や手をつなぐ人を描き、未来への「思いの架け橋」を表現した。
ろうそくは地震が発生した時刻の17日午前5時46分までともし続ける。(土井秀人)