コンサート中に「火災が発生」1200人が避難訓練 神戸

2020/01/17 20:22

頭を守って身をかがめる観客=17日午後5時19分、神戸市中央区御幸通8

 公演中の災害発生を想定した「避難訓練コンサート」が17日、神戸市中央区の神戸国際会館こくさいホールであり、観客約1200人が緊急時の対応を学んだ。 関連ニュース ルーツの神戸文学館、120年前の姿を模型で再現 関学大三田キャンパスの学生ら 12日から披露 ポートタワー形パン、神戸の学生100人で開発 ベリーやナッツで華やかに 26日販売 神戸・須磨海づり公園、11月1日再開 休園6年から復旧、食事や買い物楽しめるレジャー施設に

 高砂市出身の音楽デュオ「花*花」に続いてステージに上がった神戸市消防音楽隊の演奏中、緊急地震速報が流れた。観客はスタッフの指示に従って頭を抱えてしゃがみ込み、安全が確認されるまで姿勢を維持。「火災が発生した」との放送があり、スタッフの誘導により非常階段で避難した。
 このほか、豪雨と土石流をVR(仮想現実)で体験できるブースや、神戸新聞社のカメラマンが撮った阪神・淡路大震災当時の写真展示もあった。(村上晃宏)

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