来年1・17の追悼行事は42件 前年比18件減

2020/12/17 15:22

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 阪神・淡路大震災から26年を迎える来年1月17日前後に、兵庫県内で市民団体が開く追悼行事は42件(今月17日現在)で、前年から18件(3割)減る見通しになったことが、民間団体の調査で分かった。新型コロナウイルスの感染防止で3密を避けるため、行事を見送った団体が多いとみられる。 関連ニュース ヴィッセル神戸、栄光への航跡 「1.17」混乱の船出、低迷続き営業譲渡、2度の降格、イニエスタ加入 ヴィッセル神戸、初優勝 発足29年目、始動日に阪神・淡路大震災 言葉の壁越え誰もが住みやすい社会に 翻訳NPOファシル、震災29年を前に踏み出す一歩 神戸・長田

 「市民による追悼行事を考える会」が10月以降、県内約2600の団体や学校などにアンケートした。
 同会世話人の計盛哲夫さんは「正直、もっと減るのではと思っていた。コロナ禍でも鎮魂の思いが途切れず、次世代に引き継がれていることが心強い」と評価した。

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