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旦旦的二十年

阪神・淡路大震災の傷跡が残る神戸の街に、パンダがやって来たのは2000年のことだった。中国に帰ることになったタンタン。20年間の紙面と写真からその歩みを振り返る。

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パンダ舎で独りぼっちの日々を過ごす旦旦(タンタン)=2011年10月、神戸市立王子動物園(撮影・吉田敦史)

 2010年9月にコウコウを失って以来、独りぼっちになったタンタンに、うれしいニュースが舞い込んだ。

ジャイアントパンダ・コウコウの写真に向かって手を合わせる子どもたち=2010年10月16日、市立王子動物園

 2010年9月9日、悲劇が起きた。雄のパンダ・コウコウが死んでしまったのだ。

通常の週末は雨天でも込み合うパンダ舎。人気の食事時間も、新型インフルエンザの影響で客の姿はまばら=2009年5月、神戸市灘区王子町3、市立王子動物園

 2009年5月の神戸新聞に、違和感を覚える写真があった。普段は行列が絶えないパンダ舎周辺に、

赤ちゃんパンダが死んだ翌々日、タンタンの様子をモニターで見つめる飼育員=2008年9月1日、市立王子動物園

 2008年は、タンタンにとっても、中国のパンダたちにとっても、苦難の年となった。

目を細めておいしそうににササをほおばるタンタン=2007年3月、市立王子動物園

 2007年、タンタンは人工授精5年目で初めて妊娠した。食事量が減り、頻繁に横になるなど兆候が

就寝中のパンダを観察するナイトキャンプ参加者ら=神戸市灘区王子町3,市立王子動物園

 2006年8月28日の朝刊に「動物園で親子キャンプ」の記事を見つけた。県内各地から小学生と保

2005年3月の春休み期間中、多くの来場客でにぎわうパンダ舎前=神戸市灘区、市立王子動物園

 2005年度、王子動物園は「動物サポーター制度」を始めた。企業・団体から寄付を募り、法人名を

王子動物園名物「パンダと一緒・ミックスジュース」パンダのエサ、笹、リンゴ、ニンジンを素材にしたジュースを手に写真に収まる女の子=2004年9月、神戸市灘区、市立王子動物園

 あまりのおいしさに、タンタンも目を白黒させていた!?当然、そんなわけではありません。

ササを食べるオスのジャイアントパンダ、コウコウ(興興)=2003年12月、神戸市灘区王子町3、市立王子動物園

 二代目コウコウとタンタンは5月に人工授精を実施して、妊娠、出産を目指していた。

お別れ式で子どもたちからササにつけられたリンゴをもらう興興(コウコウ)=2002年12月、市立王子動物園

 パンダ番記者Kの雄雌「誤報」記事から1年、動物園は大変なことになっていた。

愛くるしいコウコウの様子に喜ぶ親子連れ=2001年7月、神戸市灘区、市立王子動物園

 来日から9カ月、初の「発情期」を迎えたはずのタンタン(メス)とコウコウ(オス)だが、繁殖は成功しなかった。

体重計の上に乗ってえさを食べるタンタン=2000年8月、市立王子動物園

 阪神・淡路大震災の傷跡が残る神戸の街に、パンダがやって来たのは2000年のことだった。

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