2003年秋 タンタンに「妊娠初期の兆候」も
2020/06/23 17:22
ササを食べるオスのジャイアントパンダ、コウコウ(興興)=2003年12月、神戸市灘区王子町3、市立王子動物園
二代目コウコウとタンタンは5月に人工授精を実施して、妊娠、出産を目指していた。中国の繁殖センターによる出産例を参考に、動物園は10月末までは出産の可能性があるとみて、注意深く観察を続けていた。タンタンは食事量が減ったり、ホルモン値が上昇したりと「妊娠初期の兆候」を見せてくれたものの、赤ちゃん誕生とはならなかった。「想像妊娠」だったのだ。
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