“永遠の5歳児”ごしきまろ 神戸タータン衣装で話題に

2018/09/12 00:29

イベントなどで配布されるうちわやメモ帳

 神戸市垂水区のマスコットキャラクター「ごしきまろ」の衣装に、神戸をイメージした「神戸タータン」のデザインが加わり、人気を集めている。現代風のおしゃれな柄で、地域のイベントでは、ごしきまろ目当てに訪れる人も増えてきた。区外での認知度アップを目指し、8月末までは写真共有アプリ「インスタグラム」を活用したキャンペーンも行っている。(久保田麻依子) 関連ニュース センバツさぁ開幕 甲子園アルプス応援、コロナ禍でどうなる? 神戸市で新たに24人感染 新型コロナ 無名の野球部を強豪校へ 教師45年最後の甲子園 神戸国際大付・内尾校長

 ごしきまろは、同区にある五色塚古墳周辺で5世紀ごろに住んでいたが、突然ワープしてきたという設定。“永遠の5歳児”で、修行を積み、2012年には区の観光大使として正式にデビューした。
 同区では昨秋、市内の服飾店などでつくる「神戸タータン協議会」と連携し、ウエディングイベントで神戸タータン柄の婚姻届を配布した。その後、衣装デザインの提案も上がり、特注で完成させた。
 デザインは青のチェック柄で、「貫頭衣」と呼ばれる古代の衣服を現代風にアレンジした。背中側にはプリーツやボタンを付けておしゃれさをアピール。勾玉のネックレスも青色にし、イベントで配布するメモ帳やうちわを製作した。
 同区まちづくり課によると、5月ごろに地域のイベントでお披露目したところ話題を呼び、「ごしきまろに会いたい」と問い合わせが増えたという。「垂水は明石や淡路に近いため、神戸市代表の気持ちでPRしています」と同課。
 ごしきまろは、9月2日にマリンピア神戸(垂水区海岸通)である「よさこいまつり」に登場し、ダンスを披露する。「たくさんの人に会いに来てほしいでしゅ」と、得意の口癖で呼び掛けた。
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 8月31日までは、インスタグラムのフォロワーを千人まで増やすイベントを開催。ハッシュタグ「#ごしきまろ1000」を付けて投稿し、応募する。

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