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山口組分裂騒動

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山口組顧問の通夜に出席後、葬儀場から出る篠田建市組長と最高幹部ら=25日夕、神戸市北区
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山口組顧問の通夜に出席後、葬儀場から出る篠田建市組長と最高幹部ら=25日夕、神戸市北区
指定暴力団山口組顧問の通夜を終え、施設を出る関係者ら=25日夕、神戸市北区
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指定暴力団山口組顧問の通夜を終え、施設を出る関係者ら=25日夕、神戸市北区
指定暴力団山口組顧問の通夜を終え、施設を出る関係者ら=25日夕、神戸市北区
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指定暴力団山口組顧問の通夜を終え、施設を出る関係者ら=25日夕、神戸市北区

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の「顧問」で、直系団体「章友会」(大阪市北区)の石田章六会長が病死したことが25日、捜査関係者への取材で分かった。同日夕、神戸市北区の葬儀場であった通夜には篠田建市(通称・司忍)組長(74)や多くの直系組長らが参加し、兵庫県警が厳重な警戒に当たった。

 捜査関係者らによると、石田会長は23日に83歳で死亡した。1969年に山口組直系組長となり、現体制の中では最高齢となっていた。顧問は最高幹部ポストの一つという。

 県警は葬儀場周辺に捜査員を配置。出入りする関係者らをビデオで撮影したり、トラブルに備え巡回したりした。警視庁や大阪府警、愛知県警などの捜査員も訪れ、情報収集に当たった。26日も告別式が予定され、引き続き警戒する。

 この葬儀場は5代目山口組組長や同組最高顧問の葬儀にも使われたことがあり、兵庫県警は使用実態についても確認を進める。

 山口組の直系組長は分裂前に73人いたが減少し、石田会長の死去で53人となった。一方、対立する指定暴力団神戸山口組(本拠地・淡路市)は離脱当初の13人から24人に増えている。

2016/10/25

【山口組の分裂】

 2015年8月27日、全国最大規模の指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から、直系13団体が離脱し、「神戸山口組」を結成した。「山健組」(神戸市中央区)の井上邦雄組長がトップに就き、淡路市にある直系団体「俠友会」事務所を本拠地とした。

 分裂の背景には、篠田建市(通称・司忍)組長の出身母体「弘道会」(名古屋市)を優遇する組織運営や、高額な上納金制度などへの反発があったとされる。

 双方の衝突が相次ぎ、警察庁は16年3月に「対立抗争状態」と認定。兵庫県公安委員会は同年4月に神戸山口組を暴力団対策法に基づく「指定暴力団」とした。同年末の構成員数は山口組約5200人、神戸山口組約2600人だった。

 一方、神戸山口組では17年4月に一部組長らが離脱して「任俠団体山口組」(後に「任侠山口組」に改称)の結成を表明した。対立は三つどもえの構図となったが、警察庁は「神戸山口組の内紛」との見方を示しており、構成員数は不明。

 山口組と神戸山口組が分裂してから約2年間で、双方の衝突は約100件発生。神戸山口組と任侠山口組の間でも2件の傷害事件などがあったほか、17年9月12日には、神戸市長田区にある、任侠山���組・織田絆誠代表の自宅付近で、代表らが乗った車を神戸山口組の組員が襲撃。降りてきた任侠側の組員を射殺する事件が起きた。

 兵庫県警は17年5月、全部署から構成する「歓楽街緊急対策本部」を設け、その実働部隊として歓楽街特別暴力団対策隊(特暴隊)を発足させた。「みかじめ料」名目で飲食店などから金を脅し取っていたとして組員を逮捕するなど資金源の遮断にも乗り出している。

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