川西市の東谷公民館で1月26日、地域の野菜を使った万能調味料「チャツネ」を使った料理の試食会が開かれた。
川西市在住の中山恵さんが企画。中山さんは「北摂ガールズマーケット」と名付けて地元の農産品を使って、食で地域の魅力づくりを行うグループに所属。これまでにチャツネをイベントなどで販売したが認知度が低く、「どうやって使うの」と尋ねられることも多く、チャツネの使い方を広めたいという思いを温めてきた。
今回、兵庫県政150周年記念事業の助成を受け、試食会を開催。14人が参加し、川西産のイチジクや桃、猪名川町産のトマトなどの食材とチャツネを使った9種類の料理を楽しんだ。
ミネストローネやドレッシング、オーブン焼きなど、家庭で手軽にできてチャツネのコクが感じられる料理を提供。中山さんは、チャツネとの出合いやレシピを説明すると、参加者からは「もっとコツが知りたい」などの質問が飛び、料理を通した交流のひとときとなった。
猪名川町から参加した椎葉馨さんは「とてもおいしかった。家でも作ってみたい」とほほ笑んだ。(わが町リポーター・九鬼麻衣)
