わが町リポート神戸

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水車の講演会の様子=東灘区民センター
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水車の講演会の様子=東灘区民センター

 10月16日、東灘区住吉東町5の同区民センターで、水車くるくる講座「住吉川の『水車』がつなぐ歴史とエネルギー」と題した講演会が開かれ、住吉歴史資料館の内田雅夫氏が話した。

 住吉・御影の周辺には「蘇州園」や「香雪美術館」など、現在も多くの豪邸が保存・利用されている。また灘五郷として知られる日本屈指の日本酒メーカーが集まる地でもある。この豪邸と日本酒の生産を結びつけるキーワードが「水車」だ。

 内田氏によると、六甲山系から大阪湾までわずか5キロの急斜面の水流に目を付けて、17世紀ごろから水車が稼働していたという記録が残る。最盛期、最大50機の水車が住吉川沿いにあり、搾油業、灯油生産に使われた。そして最も力を発揮したのが、醸造米の精白だった。これにより日本酒の大量生産が可能となり、この地に富が集積したのだという。

 現在水車は稼働していないが、残る遺構を再び用いて自然エネルギー(小水力発電)として見直そうという動きがあるそうだ。主催者は、地域全住民に歓迎される形での実現を望んでいる。今後もさまざまな企画を開催し、関心度を高めて実現を目指していく。

 事業の問い合わせは生活クラブ都市生活気付けTEL078・904・3260(すみさん)

(わが町リポーター・村上明子)

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