わが町リポート西播

  • 印刷
拡大

 昨年の台風時の大雨で流された小さな橋が、4月29日、住民たちの手によって復旧した。宍粟市一宮町須行名の揖保川に架かる「名畑の流れ橋」。板と丸太を組み合わせた6本の「けた」を、石積みの台座の上にのせただけの、工事現場で見かける足場のような橋だ。

 大雨により、水かさが増せば「けた」部分が落ちる仕組み。かつては牛の飼料となる草を刈ったり、薪を取ったりと山へ行くために大切にされてきたが、時代の変化とともに渡る人が減少。鮎を求めて訪れる釣り人や、鹿・猪などを追って山に入るハンターなど地元住民以外の人の方が高いという。

 今までも梅雨の時期や台風による大雨の度に流され、その都度、住民総がかりで架け直してきた。2011年には東京大学大学院生の修士論文の題材にも採用された。

 住民の1人は集落のシンボルである「名畑橋」を守って行くことは「私たちの務めでもあり、同時に橋架けの作業は、地域住民のコミュケーションを図る絶好の機会かもしれません」と話してくれた。

(わが町リポーター・八木 智)

わが町リポート西播の最新
もっと見る

天気(10月23日)

  • 25℃
  • ---℃
  • 10%

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 25℃
  • ---℃
  • 10%

  • 25℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ