23日早朝、「変わった鳥がいるよ」と散歩中の人から連絡があった。そこは赤穂市福浦の新田地区の通称八軒屋にある休耕田。連絡をくれた河上俊之さんは「変わった鳥がいるな、コウノトリかと思って電話した」と話してくれた。この地区の大河英雄自治会長からも連絡があった。
コウノトリは、10羽ほどのサギの集団と一緒にトラクターで耕した土をつつき餌を探しているようだった。
今日もトラクターを運転に来た男性は「これがコウノトリ? 一昨日も見たよ」と言ってスマホで撮っていた。
また田のあぜの草刈りをしていた男性も「気が付かなかった」と話した。昨日交通立ち番をしていた人も「昨日ここから約1キロ北の本町の電柱に止まっていた」と言った。
足輪もあることから県立コウノトリの郷公園に問い合わせたところ、島根県雲南市で2020年4月にかえった雌で、6月に巣立ったものだと教えてくれた。
(わが町リポーター・吉栖清美)
