赤穂市福浦、赤穂コールドローンの一角にあるビシャゴ岩(標高約290メートル)は、眺望が良く脚光を浴びていることから、地元有志のグループにより登山道の整備が随時続けられている。
13日にも地元自治会の有志5人が安全柵を設置した。登山道入り口から約100mにある山道は、片側が一番高い所で約6メートルの崖になっていて非常に危険なため、もう少し丈夫な柵を設置することにした。
自治会が市から支給されたメガネ杭やロープに加え、現地調達の木材や竹も使い、長さ約30メートルにわたって高さ80センチの柵を作った。メガネ杭などは大ハンマーで打ち込み、ロープや竹を2段に取り付けた。
有志の一人、八重文次郎さん(74)は「これで安全とはならないので、気を付けて登山を楽しんでほしい」と話していた。
(わが町リポーター・吉栖清美)
