赤穂市立坂越小学校(田中ひろみ校長)は、地域の人々とのふれあい活動の一環として、13日に2年生と3年生が田植えの体験学習を行った。同校区内の田端地区自治会の皆さんやJA職員らが協力した。
今回植えた品種はもち米の「はりまもち」で、JA職員から苗の植え方の説明を聞いた。生徒たちは水を張り代掻きをした水田で1列に並び、それぞれが片手に持った1つかみの苗を3本ずつに分け、ひもの目印付近に差し込むよう、地元の人の動作を見習いながら作業した。
植えたら1歩下がる繰り返しに、戸惑いながらもだんだんと上手になり、学年ごとに12列ほど植えた。ほとんどの子が水田に入るのは初体験のようだった。
3年生の長尾亜蘭さんは「深い所にも植えられて良かった。土がヌルっとしていて気持ち良かった」と話した。2年生の加藤歩侑(ふう)さんは「深い所があったが、うまく植えたよ。またやりたい」とにこにこと話していた。
(わが町リポーター・吉栖清美)
