住民グループ「石の宝殿研究会」が、イベント「石の宝殿周辺を歩こう」を、高砂市阿弥陀町生石を発着点に開催した。
国史跡「石の宝殿および竜山石採石遺跡」の魅力を広く発信するため、一昨年から実施。今回は、塩市登山口から竜山(標高92メートル)を縦走した。コースは地元の有志が3年前、足場の悪い場所に石を積み、危険箇所にはロープを張るなど整備していた。
同市内に加え、神戸市や小野市などから4~90歳の152人が参加。新型コロナ禍で家にこもりがちだった人たちが、屋外ならと集まった。同グループは、体温測定や手指の消毒など感染予防に気を使い、参加者を5班に分けた上で、歩行時のマスク着用とソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を呼び掛けた。
(わが町リポーター・唐津哲男)
