自治体連携の最前線で活きる、
関西エアポート神戸の「情報戦略」。
インタビューにご協力いただいた方
関西エアポート神戸株式会社
神戸統括部 営業・渉外グループ
草鹿 みどり 様
関西エアポート神戸株式会社は、神戸市から引き継ぎ、神戸空港を運営している企業です。同社の神戸統括部営業・渉外グループでは、地域との交流・連携と地域貢献を主な役割としています。
同社は2026年春から、神戸新聞NEXT法人コースの利用を開始。導入のきっかけや活用法、得られた効果についてお話を伺いました。
神戸空港から広がる。播磨・瀬戸内エリアで連携を深化
Q: はじめに、貴社の事業内容と担当業務についてお聞かせください。
草鹿 様:
当社は、2018年から神戸市から運営を引き継ぎ、神戸空港の運営を実施しています。私が所属する営業・渉外グループは、地域との交流や連携、地域貢献に取り組んでいます。
関西エアポートグループでは、神戸空港だけでなく関西国際空港と大阪国際空港(伊丹空港)の3空港を運営していますが、その中で神戸空港は神戸以西の姫路や明石、淡路島といった播磨や瀬戸内エリアをターゲットとした「西の玄関口」となることを目指しています。私たちのグループでは、これらのエリアで自治体との観光連携や、地域の方々に対する空港利用の促進を担当しています。
また、空港見学や視察の対応、空の日などのイベント実施も担当しています。神戸市の空港を運営していますので、神戸まつりといったお祭りへの出店など、地元神戸への貢献にも力を入れています。
Q: 担当業務で連携されている自治体は多岐にわたるのですね。
草鹿 様:
そうですね。神戸市や兵庫県をはじめ、各自治体の観光担当の方や、各地のDMOとも密にやりとりをしています。
行政施策、地域の話題…情報は取りこぼしたくない。デジタル版でタイムリーに、確実に
Q: 今回、神戸新聞NEXT法人コースを導入された背景を教えてください。
草鹿 様:
もともと紙面で神戸新聞を購読していましたが、毎日、全ページに目を通すのがどうしても追い付かないことがありました。仕事柄、社外関係者への訪問や本社への出張が多く、自席にいない時間が長いため、情報をキャッチしきれないことを課題に感じていました。
Q: 草鹿さんの担当業務にとって、地域の情報をタイムリーに得ることが重要なのですね。
草鹿 様:
そうです。ですが「あるエリアの情報を得たい」という際も、紙面では基本的にそれぞれのページに目を通す必要があり、見落としてしまうこともあります。
また、社内へ記事を共有する際も作業が煩雑でした。紙の上で記事をマーカーで囲んで…という作業には時間もかかってしまいますし、対応が追い付いていませんでした。
社内で「神戸新聞にデジタル版があるのでは」と探し、法人コースがあると知りました。導入について社内で相談すると、「費用に対して十分な効果があるんじゃないか」と、すぐに導入に至りました。
Q: 導入時、メディア他社などのサービスは比較検討されましたか。
草鹿 様:
いいえ。もともと神戸新聞を紙面で購読していましたから、それをそのままデジタル版へ切り替えた、という意識です。神戸空港は地元・神戸に密着した空港で神戸市さまと密接な関係にありますが、神戸新聞には神戸市をはじめ、兵庫県広域の自治体や経済に関する情報が網羅されています。他社サービスと比較するという考えは、あまりありませんでした。
打ち合わせでのトピックから行政動向の把握まで、日々の業務に活用
Q: 導入後、どのように神戸新聞NEXTを活用していますか。
草鹿 様:
自治体や観光局の担当者さまとお会いする前に、その地域のページに目を通しておいて、最新の情報を頭に入れています。仮に、地域で大きなトピックがあった場合、自分たちが「よく知らない」ということではいけませんし。打ち合わせでは「新聞で見ました」と記事を話題にするなど、良好なコミュニケーションへの活用ができています。最近では特に淡路島で観光関連の動きが活発ですので、念入りにチェックするようにしています。
Q: 神戸新聞NEXTでは、紙面購読では網羅できない県内全エリアの記事を読めますが、活用いただいているのですね。
草鹿 様:
「紙面ビューワー」で全地域版を紙面と同じレイアウトで閲覧できるのも重宝しています。地域の中で「今、何が注目されているか」をこちらから探しに行くのは難しいですが、紙面での記事の大きさから、関心の度合いがうかがえますね。
「神戸」「姫路」「淡路」「丹波」「但馬」など全12エリアの記事が見られます
Q: 他にどのようなジャンルの記事が役立っていますか。
草鹿 様:
地域別のページだけでなく、「地方行政」のページも、行政ニュースがまとまっているのでよくチェックしています。特に当社は行政との関係が密接ですので、動向は常に注視しています。異動の時期には、自治体の人事情報も重宝しています。
また、自社に関する記事は、当社が外部の方々からどのように映っているかがうかがえ、社内の関心が高いです。特に2025年の国際チャーター便就航では、地域の方からの関心や期待の高さを、記事を通じてあらためて実感しました。
出先からスマホでチェック、過去の記事検索も。デジタル版で高まった利便性
Q: 神戸新聞NEXT法人コースの導入で、紙面のときに感じていた不便は解消されましたか。
草鹿 様:
はい。特にクリッピング(※)が楽になり、作業効率が向上しました。
また、出先からもスマホで記事をチェックできますので、移動が多くても、紙面のときのように記事チェックが滞るということが減りました。
紙で保存するのはなかなか大変ですが、NEXTでは過去の記事を閲覧したり検索できるので、その点も便利だと感じます。
(※)日常業務として新聞記事をチェックし、複写および社内配布すること。著作権がある記事の複製は、クリッピング契約を締結するなど新聞社の許諾が必要です。関西エアポートグループでは、関西エアポート株式会社が代表してクリッピング契約を締結しており、その許諾を受けています。
Q: さらに便利に使っていただくために、要望があればお願いします。
草鹿 様:
「Myニュース」(県内神戸市9区+40市町の49エリアの中から三つまで選択し、ニュースや地域情報を一覧できる機能)について、登録できるのは三つまでで、自治体ごと(神戸市は区単位)となっています。私たちの場合でいうと、淡路島には3市ありますが、淡路島のくくりで情報を見たい。Myニュースがもう少し柔軟に登録できれば便利そうです
他にも、便利な機能がいろいろありそうなので、これからさらに使いこなしていきたいですね。
49エリアごとにニュース・話題を集めた「Myニュース」。三つまで登録できます。
地域との「共通理解」が、確かな対話を生み出す
Q: 最後に、神戸新聞NEXT法人コースをどのような企業におすすめしたいですか?
草鹿 様:
各地の観光団体さまや、地元企業さまです。地域の「共通理解」として同じ情報を得ていれば、より実のある対話ができ、連携にもつなげやすいと思います。
また当社のように、グループ本社が兵庫県外にあり、出先拠点が兵庫にある企業さまにもおすすめしたいです。当社は関空にあるグループ本社でも神戸新聞を紙面で購読し、本社側では特に空港関連の記事に関心を寄せています。一方、実務として自治体と関わる当社側では、現場の実情と照らし合わせて記事を読み、細かい部分まで地域のニュースをキャッチすることに神戸新聞NEXTを役立てています。
これからも地域のきめ細やかな情報を、ますます便利に得られるよう期待しています。
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