NIE全国大会神戸大会は終了いたしました。
2日間で1,812人の方々にご参加いただき、実りある大会となりましたこと、御礼申し上げます。
神戸大会の目指すもの
NIE全国大会は、今回で30回の節目を迎えます。大会スローガンは「時代を読み解き、いのちを守るNIE」。2025年は阪神・淡路大震災から30年です。未曽有の被害から復興した神戸で開催できることに大きな意義があると考えます。その後の東日本大震災、能登半島沖地震では、SNSを通じて拡散された真偽不明の情報が、社会に深刻な影響を及ぼしました。そして、戦後80年の節目でもありますが、今も世界で戦争や紛争が絶えません。情報が人命を脅かす時代になっています。デジタル社会の中で、新聞を通じて子どもたちが情報との向き合い方、メディアリテラシーを磨く必要に迫られています。
2025年は、インターネットが本格的に産声を上げて30年になります。日本のNIE活動の歩みは、ネット社会の成長と歩みを同じくしています。本大会では、子どもたちがメディアリテラシーを身につけ、確かな情報を基に探究を深め、混迷の時代の諸課題を解決していく力、生きていく力をつけていけるよう、教育界と新聞界でその可能性を示す場にしたいと思います。
開催概要
大会スローガン
「時代を読み解き、
いのちを守るNIE」
NIEをご存じですか?
NIE(エヌ・アイ・イー:Newspaper in Education)は、教育現場で新聞を活用することで社会への関心を高め、生きる力を育む取り組みです。1930年代にアメリカで始まり、日本では日本新聞協会が1985年に提唱しました。全国大会は、教育現場の先生方と新聞界でNIE活動を盛り上げていこうと毎年1回開かれています。子どもたちが新聞を通して時事に関心を寄せ、時代を正しく読み解き、民主主義の良き担い手となることを目指しています。
- 日程
- 2025年7月31日(木) - 8月1日(金)
- 会場
-
初日
神戸ポートピアホテル・ポートピアホール
神戸市中央区港島中町6-10-1
ポートライナー「市民広場」駅直結2日目
甲南大学岡本キャンパス
神戸市東灘区岡本8-9-1
阪急「岡本」駅より徒歩約10分、JR「摂津本山」駅より徒歩約12分※ご来場は公共交通機関をご利用ください
NIEの取り組み紹介動画
初日プログラム
<<要約筆記があります>>
7月31日(木) - 神戸ポートピアホテル・ポートピアホール
- 12:00
- 開場・受付
司会:サンテレビジョン
榎木麻衣アナウンサー - 13:00
- 開会式
兵庫県立芸術文化センターの佐渡裕・芸術監督の指揮でスーパーキッズ・オーケストラの開幕演奏
- 13:30
- 主催者・来賓挨拶
- 13:50
- 記念講演
作家・小川洋子さん
演題:「言葉は人をつなぐ」 - 15:00
- 基調提案
- 15:10
- パネル討議
テーマ:「情報で、いのちを守る」
- 16:40
- 次回開催地主管社挨拶
中国新聞社
- 17:00
- 交流会
18:15ごろ終了
※ 交流会には要約筆記がありません
会場にて
●世界で活躍する「新聞女」西沢みゆきさんによる全国の2025年元日の新聞で制作した新聞アートを展示
●新聞関係者による「しまんと新聞ばっぐ」の傑作集を展示
●阪神・淡路大震災30年 パネル展示
開幕演奏
©飯島隆
佐渡裕さん
さど・ゆたか
1961年京都市生まれ。京都市立芸術大卒業。レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。
89年ブザンソン指揮者コンクール優勝。兵庫県立芸術文化センター芸術監督、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、サントリー1万人の第九総監督などを務める。芦屋市在住。
©飯島隆
スーパーキッズ・オーケストラ
2003年より活動開始。
全国の小学生から高校生までの弦楽器奏者をオーディションにより選抜し、世界的指揮者、佐渡裕さんの指揮・指導により多様な活動を展開。兵庫県立芸術文化センターでのコンサートのほか、東北や熊本の被災地で心の復興を願う演奏会を実施するなど、クオリティーの高い演奏で全国より注目を集める。
記念講演
小川洋子さん
おがわ・ようこ
1962年岡山市生まれ。早稲田大卒。「妊娠カレンダー」で芥川賞、「博士の愛した数式」で本屋大賞など、多くの賞を受けた。「密やかな結晶」が、英国のブッカー賞で翻訳書部門の最終候補になるなど、海外での評価も高い。芥川賞選考委員。大の阪神タイガースファンで甲子園球場にも足を運ぶ。西宮市在住。
パネル討議
「情報で、いのちを守る」をテーマに
SNSが国内外の選挙に大きな影響を与え、子どもの生活にも浸透する中、メディアリテラシーをどう身に付けてもらうか意見交換。30年前の阪神・淡路大震災などを教訓に災害にどう備えるかについても話し合い、「情報で、いのちを守る」NIEの在り方について議論を深めます。
登壇者
ジャーナリスト
池上彰さん
名城大学教授、元NHK記者主幹
いけがみ・あきら
1950年長野県生まれ。
慶應義塾大学卒業後、73年にNHKに入局し報道記者に。94年から11年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。
2005年よりフリージャーナリストとして国内外を取材。ニュースを幅広く解説するかたわら、コラムや書籍の執筆を通じて人気を得ている。
ジャーナリスト
古田大輔さん
日本ファクトチェックセンター編集長、元朝日新聞記者
ふるた・だいすけ
メディアコラボ代表。早稲田大政経学部卒。朝日新聞記者、バズフィード・ジャパン創刊編集長を経て独立。2020-22年Google News
Labティーチングフェロー。22年9月に日本ファクトチェックセンター編集長に就任。その他主な役職にデジタル・ジャーナリスト育成機構事務局長など。
防災研究者
阪本真由美さん
兵庫県立大大学院減災復興政策研究科教授
さかもと・まゆみ
国際協力機構(JICA)を経て京都大大学院博士後期課程修了。博士(情報学)。人と防災未来センター主任研究員、名古屋大減災連携研究センター特任准教授を経て現職。ひょうご震災記念21世紀研究機構理事、日本災害復興学会理事などを務める。専門は減災コミュニケーション、防災教育、地域防災。
教員
渋谷仁崇さん
西宮市立浜脇中学校主幹教諭(社会科)、日本新聞協会NIEアドバイザー
しぶたに・よしたか
1978年西宮市生まれ。約20年前にNIE活動を始め、西宮市立上甲子園中学校、苦楽園中、平木中で実践、2019年に浜脇中へ。学校教育目標にNIE活動を掲げる同中で、全校生約800人が作成する「NIEノート」(記事スクラップ)や、産学と連携し、まちづくりに関わる取り組みを推進。
新聞記者
長沼隆之さん
神戸新聞社論説副委員長
ながぬま・たかゆき
1967年西宮市生まれ。報道部長などを経て2021年から現職。阪神・淡路大震災で自宅が全壊し家具の下敷きになったが、直後から取材に奔走。被災地の復興、東日本大震災など災害・防災報道を担当し、兵庫県政キャップも務めた。論説委員室では政治、地方自治、災害・防災などを担当。防災士。
新聞アート展示
巨大ドレスを制作
新聞女
西沢みゆきさん
「ファッション都市 神戸」にちなんで、全国の新聞で作った大きなドレスを会場入り口に展示します。全国の新聞で作られるドレスは、SNS時代に「確かな情報」を提供する新聞界の連帯を示す作品でもあります。
にしざわ・みゆき
1987年、関西女子美術短期大学在学中に、元具体美術協会の嶋本昭三氏に師事。卒業後、大手アパレル会社のデザイナーを経て、2001年より「新聞女」として世界各地で現地の古新聞を使ったアートパフォーマンスを始める。国内外の著名美術展で発表を重ね、受賞も多数。
「しまんと新聞ばっぐ」傑作集
新聞関係者らが作った「しまんと新聞ばっぐ」を展示。暮らしの中で便利に使えるさまざまな形の作品をお楽しみください。
2日目プログラム
8月1日(金) - 甲南大学 岡本キャンパス
神戸市東灘区岡本8-9-1
- 8:00
- 開場
- 9:00
- 分科会 第1部 ★
- 11:00
- 分科会 第2部 ★
- 12:30
- 分科会終了
- 14:00
- 全国NIEアドバイザー会議
(参加は日本新聞協会NIEアドバイザーのみ)
会場にて、ポスター発表コーナーを開設
★ 分科会プログラム(PDF)はこちら
お問い合わせ先
- 大会全般について
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大会実行委員会事務局(神戸新聞社内)
078-362-7003
受付時間:平日10時~17時
nie2025kobe@kobe-np.co.jp
