神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 732 回2月 の入賞者

※応募総数 319点

一席

一席

『みかん争奪戦 』

玉置千絵

洲本市(1月31日)

空から降ってきた果物に伸びる手、手…。猿たちの表情から必死さが伝わってきます。人間の世界でもありそうな場面に思わず笑ってしまいます。(ソニーα7CⅡ 16~35ミリ 絞りf2・8 1600分の1秒)

二席

二席

『入念に 』

白石正春

大阪市北区(2月3日)

北新地で開かれた仮装行列。出演者を見つめる2人の瞳に真剣さと思いやりが宿っていると感じました。髪を触るしぐさも独特で雰囲気を盛り上げています。(ニコンD750 24~120ミリ 絞りf5.6 320分の1秒)

三席

三席

『氷柱 』

板井幹

岡山県真庭市(1月26日)

凍ったつららの先が風のせいか曲がっているのも印象的。木に降り積もった雪が窓に映り、人物に光が当たっているのも良いアクセントになっています。(ニコンD780 28~300ミリ 絞りf9 200分の1秒)

佳作

佳作

『感謝の炎 』

三輪益弘

福崎町の応聖寺(2月1日)

護摩たきの炎に包まれ、供養されるだるまたち。無病息災や家内安全などの願いが込められているそう。鮮やかな黄色と赤色に力強さを感じました。(キヤノンEOSR5 24~70ミリ 絞りf3.5 3200分の1秒)

佳作

『残照のビニールハウス 』

筒井徹

たつの市(2月9日)

ニンジンの苗を育てているというビニールハウス。西日に照らされ、オレンジと黒の幻想的な風景に。人影も効果的です。(キヤノンEOS5DマークⅣ 70~300ミリ 絞りf22 100分の1秒)

準佳作

準佳作

『薄雪の朝 』

辻本晋

小野市(2月9日)

雪化粧の路面に現れた真っ白な車。道路が日陰になって奥行きがあり、真ん中で絶妙なアクセントに。「前から狙っていた光景」だったといい、完成度が極めて高いと感じました。(ソニーα7Ⅳ 300ミリ 絞りf5・6 500分の1秒)

準佳作

『デザートは柿で 』

前田高

神戸市兵庫区の会下山公園(2月19日)

メジロのペアがごちそうにありついた場面を見事に捉えました。一心不乱についばむ様子がほほ笑ましいです。(キヤノンEOSR7 100~400ミリ 絞りf8 800分の1秒)

準佳作

『怪奇現象 』

三木操

佐用町平福(1月17日)

江戸の情緒が漂う旧宿場町。ライトアップによって川面にも映った人影が、黒い巨人のように見えます。水面の穏やかさが土壁の存在感を増しています。(キヤノンEOSR6 24~105ミリ 絞りf4 80分の1秒)

準佳作

『光の中へ 』

大西敏晴

三木市(2月11日)

よく見ると電車の下には船に乗った複数の人影が。珍しい光景なので、もっと大胆にトリミングする手もあったかと思います。(キヤノンEOS5DマークⅣ 100~400ミリ 絞りf5・6 2000分の1秒)

準佳作

『オシドリの飛び立ち 』

井奥克則

鳥取県日野町(1月16日)

色鮮やかなオシドリたちが一斉に動き出す瞬間は、迫力がありますね。(ニコンZ6Ⅲ 180~600ミリ 絞りf6.3 2000分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『節分 』

鈴木博

準入賞A

『寒波襲来 』

長尾誠

準入賞A

『痛いぐらいに冷たい 』

銀崎宜広

準入賞A

『冬茜 』

山内勝

準入賞A

『火炎の鬼 』

鳴滝塁

準入賞A

『夕焼けに舞う 』

時沢良行

準入賞A

『羅漢さん雪帽子 』

和田康男

準入賞A

『白銀のストライプ 』

加藤誠司

準入賞A

『飛ぶ 』

寺坂好司

準入賞A

『豊かな海づくり 』

北本重安

準入賞B

準入賞B

『雪の花 』

梅津郁朗

準入賞B

『頭隠して尻隠さず! 』

加藤保

準入賞B

『トンネルを抜けると雪だった 』

伊藤賢治

準入賞B

『新雪 』

森下まゆみ

準入賞B

『変わった止まり木 』

角村純弥

準入賞B

『幸せを呼ぶ緑の日没 』

川口勉

準入賞B

『北条鉄道冬物語 』

及川健作

準入賞B

『粉雪の舞 』

森口正基

準入賞B

『風を抜ける影たち 』

阿部洋子

準入賞B

『早くも雪上で求愛 』

今井隆男

カメラアイ

主観と客観

 撮影時は被写体への興味など撮り手の主観が大事です。一転、選ぶときは客観視が求められます。この使い分けが、最高の一枚を選び出す楽しさであり、難しさでもあります。

 紙面やウェブ上の写真選びは撮り手とデスクの共同作業です。「第一の読者」たるデスクは冷静な視点で最善の選択をし、これによって一定のレベルが保たれます。一方、応募してくださる皆さんは、ご自身で写真を選んでいることでしょう。自分の熱い思いを込めて撮った写真を取捨選択するのは難しいもの。「どのカットもわが子のようにかわいい」。そんな気持ちに共感します。

 応募作を選ぶときは、光線状態、画角、被写体の表情、奥行きの有無など多くの評価基準を持つ必要があります。いわば個々の写真からあえて欠点を見つける作業です。撮影後、一晩置いてから見直すなど時間を空けるのも、「他人の目線」になるために有効かもしれません。自分に厳しくありたい。自戒も込めてそう思います。

(映像写真部 笠原次郎)


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