高校生がオンライン版の植物図鑑を作製 300種類、市民にも協力呼び掛け

2021/08/02 05:30

パソコンを使って植物の特定に取り組む生徒=明石市荷山町

 明石高校(兵庫県明石市荷山町)の2年生が、明石公園の植物を調べ、オンライン版図鑑づくりに取り組んでいる。公園内には300種類近くの野草や樹木があるとされ、より多くのデータを集めようと広く市民らにも協力を呼び掛ける。(川崎恵莉子) 関連ニュース 「医者になる」 難病と闘い夢追う18歳少年 中学時の偏差値90 衝撃走る!なぜ神戸に? 海外からの“珍客”高校生ら発見 女子高生4人、ウシガエル一本釣り 何のため?


 明石公園の面積は甲子園球場14個分の54・8ヘクタール。草地や湿地など豊かな自然環境があり、年間通じてさまざまな植物を観察できる。明石公園を管理する県園芸・公園協会によると、1987年に樹木を中心に環境調査が実施されたが、草花の大規模な調査記録は残っていないという。
 図鑑づくりに取り組んでいるのは、同校の理数探究類型コースの2年生9人。生徒がスマートフォンなどで植物を撮影し、同校教諭が開発した図鑑アプリに投稿。県生物学会の専門家らの協力で判別し、名前を特定していく。
 図鑑上で植物の季節ごとの変化や写真の位置情報をもとに分布を確認できる利点も。調査研究の成果は来年2月ごろに発表する予定。
 同校によると、7月末時点で、生徒や教諭が撮った写真約300枚から約130種類の植物の名前が判明。生徒だけで園内の調査を網羅するのは困難なため、広く市民や公園の利用者に写真の投稿、特定作業への協力を呼び掛ける。
 代表の千葉若奈さん(16)は「知らなかった植物を調べたり、教えてもらったりするのがおもしろい。多くの人と一緒に図鑑をつくれたら」と話す。
 図鑑の閲覧や写真の投稿は、https://bpucservice.com/BPUCPhotoにアクセス。同校の特設ホームページからも閲覧できる。

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