ウクライナ代表、砂浜に舞う ビーチサッカー日本代表と親善試合 大蔵海岸、2日も

2022/10/02 05:30

オーバーヘッドシュートを放つ日本代表選手=明石市大蔵海岸通1

 ビーチサッカーの日本代表とウクライナ代表の親善試合が1日、大蔵海岸公園(兵庫県明石市大蔵海岸通1)で始まった。2日にも試合が組まれており、両チームが熱戦を繰り広げる。(有冨晴貴) 関連ニュース ウクライナの避難者、里山でひとときの安らぎを 農家が稲刈り体験に招待、一緒に昼食も 丹波 戦火の祖国へ、祈りの歌声 ウクライナ出身の歌手・ナターシャさん弾き語り公演 兵庫・たつの 侵攻終結願い故国と日本の架け橋に オデッサ出身の日本人男性、戦禍の悲しみ抱え避難民を支援


 ロシアによるウクライナ侵攻で活躍の場がなくなったウクライナ代表に試合の機会を提供するのが目的で、日本サッカー協会が主催。ウクライナからは、選手と監督12人が来日している。
 ビーチサッカーはサッカーの約7分の1のコートで行われ、選手も1チーム5人と少ない。1ピリオド12分で、計3ピリオド。靴は履かずに、はだしでプレーする。
 この日の試合は、第1ピリオドは無得点で進行。互いの守備がさえた。試合が動いたのは第2ピリオド開始3分。日本の茂怜羅(もれいら)オズ選手兼監督の強烈なボレーシュートで日本が先制。するとその1分後、ウクライナのイオル・レフチェンコ選手がすぐさま反撃。試合を振り出しに戻す。
 第3ピリオド開始直後、ウクライナが逆転ゴールを決めるが、その後日本は3連続得点でリード。オーバーヘッドシュートも決まり、4対2で日本が勝利した。
 観戦した男性(48)=西宮市=は「ビーチサッカーの観戦は初めて。アクロバティックでダイナミックなプレーに感動した」と話した。
 2日の試合は午後2時から。入場無料。申し込み不要。

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