明石市長、ツイッターで首相長男の秘書官起用を批判「自分の子どもだけを大切に、と言ったつもりは…」
2022/10/06 11:18
泉房穂 明石市長のツイッター画面
岸田文雄首相が長男翔太郎氏を首相秘書官に起用した人事について、子育て支援を看板政策とする兵庫県明石市の泉房穂市長が5日、「自分の子どもだけを大切に、と言ったつもりはなかったんですが…」などとツイッターに投稿し、批判した。
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5日夜の投稿で「『子どもを大切にしてほしい』と岸田総理に何度もお願いをしてきた。『決断と実行を』と強く迫りもした」とした上で、「その結果がこれ。岸田総理は『政治経験も行政経験もない31歳の長男を要職の政務秘書官にすること』を決断し実行した」と、身内を重用する姿勢を非難した。6日朝時点で約5万の「いいね」が付いた。
泉市長は昨年12月に始めたツイッターで、子育て支援策について積極的に発信し注目を集めている。