近隣住民も知らない隠れ家的施設 淡路島の「カリコリゾート」にパン工房オープン

2021/03/31 05:30

こだわりのパンを売り込む店員=南あわじ市津井

 播磨灘を望む兵庫県南あわじ市津井の観光施設「カリコリゾート」に4月3日、パン工房「ベーカリーカフェミサキ」がオープンする。細い道が入り組んだ津井地区の海辺にあり、近隣住民も存在を知らない人が多い隠れ家的施設といい、関係者は「パン店のオープンを機に親しんでもらえれば」としている。 関連ニュース 淡路島の牛乳でふんわり食パン 神戸「イスズベーカリー」監修 淡路島の3千円ハンバーガー「どうしてここまで売れるのか」 なぜ今、人気?高級食パン 神戸に相次ぎ新規出店

 同施設は、結婚式場やグランピング施設、カフェなどがあり、化粧品会社のドクターデヴィアス化粧品(大阪市)が運営している。もともとは同社の保養所だった建物や敷地を、観光施設として改装した。高台の好立地で、「インスタ映え」を狙った都市部からの観光客らに人気という。
 新たに設けるパン工房は、淡路島産のタマネギを使ったサンドイッチなど地元の食材を生かした約30種類をそろえる。カリコリゾートの原田恵美次長(48)は「海外のリゾート地をイメージした施設。パンと一緒に景観も楽しんでもらいたい」と話している。(西竹唯太朗)

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