パソナ、淡路市と災害時連携協定 8施設を避難所に提供
2021/04/10 05:30
協定書を交わす門康彦淡路市長(右)とパソナグループ・南部靖之代表=淡路市役所
兵庫県淡路市は9日、淡路島西岸を中心に観光施設を展開する総合人材サービス・パソナグループ(東京)と災害時連携協定を結んだ。飲食店など8施設を、地域の指定避難所が混み合った際の一時避難所とする。
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新型コロナウイルスの収束が見えない中、避難所の「3密」を避ける目的。モリノテラス(同市楠本)▽のじまスコーラ(同市野島蟇浦)▽ミエレ(同)▽オーシャンテラス(同)▽ハローキティスマイル(同)▽ハローキティショーボックス(同市野島平林)▽クラフトサーカス(同)▽青海波・波乗亭(同市野島大川)-の8施設で、定員は計約620人。避難所は通常3平方メートルに1人を目安とするが、コロナ感染防止のため6平方メートルに1人とした。
協定書を交わした門康彦市長は「市民の安心安全を図ることができる」と意義を説明。パソナの南部靖之代表は「お世話になっている島の方々に恩返しできるのでよかった。地域貢献を続けたい」と話した。(内田世紀)