五輪・坂東選手、パラ・宇城選手へ激励金 洲本市などが家族に贈呈

2021/07/28 05:30

贈呈式に出席した坂東和紀さん(左から3人目)と宇城守さん(同4人目)=洲本市役所

 兵庫県洲本市出身で、東京五輪に出場する坂東悠汰選手(24)と、パラリンピックに出場する宇城元選手(48)へ、洲本市などが激励金を贈った。26日夕、市役所で贈呈式があり、家族が出席した。 関連ニュース 男子5千M、遠藤が日本歴代2位、兵庫新記録 世界選手権の参加標準記録突破 陸上ゴールデンゲームズ 東京五輪代表・坂東選手が1年半ぶり帰郷 「地元の応援が力に」 母校・津名高など訪問 全国都道府県対抗駅伝 兵庫選手団に田中希実、坂東悠汰ら 五輪代表がメンバー入り

 坂東選手は同市五色町都志出身で、陸上男子5000メートルに出場する。8月3日に予選、同6日に決勝がある。宇城選手は同市中川原町中川原出身で、同28日のパワーリフティング男子72キロ級に出場する。
 両選手の出場が決まった7月上旬、市体育協会などから応援の気持ちを伝えたいという声が上がった。洲本市、市議会、同市体育協会、アスリートネットワークinすもと実行委員会の4団体が激励金を贈った。贈呈式で竹内通弘市長は、「コロナ禍の中、喜ばしいニュース。応援の気持ちを本人に伝えてほしい」とあいさつした。
 坂東選手の父、和紀さん(52)は「感謝を忘れず、結果で恩返しがしたい」という選手本人からのメッセージを代読した。宇城選手の父、守さん(73)は「息子は痛めた左肘を手術し、東京大会を目指して頑張ってきた。出場が決まりうれしい」と歩みを語った。(吉田みなみ)

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