淡路はタマネギだけじゃない! 11月から「島サラダフェア」、レシピ公開も

2022/09/12 05:30

飲食店向けに開かれた「島サラダ」の事業説明会=南あわじ市八木養宜上

 兵庫県の淡路島産の野菜を使ったサラダを提供する今秋の「島サラダフェア」に向け、飲食店経営者らへの事業説明会が、南あわじ市八木養宜上の農産物直売店「美菜恋来屋(みなこいこいや)」であった。同市などでつくる協議会が中心となって2018年から続けている。知名度が高い島内産タマネギ以外にも、レタスなど多様な野菜や果物が栽培されていることを観光客など向けにアピールする。(西竹唯太朗) 関連ニュース 新ご当地グルメ「淡路島えびす鯛」! 天然マダイブランド化2年目 好スタート、さらに自信のメニュー 女性3代で再出発、80年続いた鮮魚店が喫茶店に 手作りケーキも人気「住民が集える場に」 淡路島に「貸別荘」続々 おしゃれで快適なプライベート空間人気 5年で倍増、コロナ禍も影響


 昨年度は過去最多の23店舗が参加、3502食、約1238万円を売り上げた。本年度は11月19日から23年3月21日まで約4カ月間を予定している。
 今月6日にあった説明会では、島内産の野菜を使う条件のほか、サラダをコース料理の一品として出す場合も参加できる▽調味料やドレッシング、パンなどの小麦粉を使ったトッピングは島内産に限定しない-点などを確認した。
 今回から、ホームページで旬の野菜を使ったサラダのレシピを公開する。参加店が協力し、月1回程度の更新を予定。ロマネスコなど珍しい野菜の使い方を知ってもらい、直売所などでの購買増に期待する。
 昨年度を上回る店の参加を目指し、協議会事務局の南あわじ市が募集している。対象は島内食材を利用する飲食店やホテルなどで、島外の店の参加も受け付ける。同市食の拠点推進課TEL0799・43・5224

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ