台湾の生徒と英語でオンライン交流 宝塚西高生「良かった」
2021/05/16 05:30
画面越しに台湾の生徒と英語で話をする宝塚西高校の生徒=宝塚市ゆずり葉台1
宝塚西高校(兵庫県宝塚市ゆずり葉台1)の国際教養コース(LAC)3年生約40人が14日、台湾の生徒とオンラインで交流した。7グループに分かれ、お互いの国の学校生活を紹介し合い、好きな音楽や放課後の過ごし方などを英語で語った。
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LACはオーストラリアやフランスの学校から留学生を受け入れたり、現地へ行ったりし、2年生はグアムへ研修旅行に出掛ける。しかし新型コロナウイルス禍で行事は中止や延期を余儀なくされた。昨年10月、県国際交流協会が主催する交流事業に申し込み、台湾・国立竹東高等中学校とつながった。
3月に1度目の交流を行うと、生徒たちの目が輝いた。「生徒の楽しみがことごとく無くなった。できることはやろう」と、担任の田崎隆介教諭(38)が2度目の交流にこぎ着けた。
グループ別に自己紹介をした後、互いに学校行事を説明した。フリートークでは知っている日本語があるか尋ねたり、好きなアイドルについて熱く語ったり。「かっこいい子がいる」と興奮していた女子生徒(17)は「お互いに英語の練習になって良かった」と話した。(中川 恵)