宝塚・県議補選 当選の門氏「市民の暮らしと命守る」

2021/05/24 00:00

返り咲きを果たした門隆志氏=宝塚市山本南2

 23日に投開票された兵庫県議宝塚市選挙区補欠選(欠員2)は、維新元職の門隆志氏(54)と自民新人の元市議風早寿郎(かざはやひさお)氏(43)=公明推薦=が当選した。 関連ニュース 猪名川町がワクチン30回分廃棄 冷凍庫の電源プラグ外れ 尼崎市で8人感染、2人死亡 新型コロナ 「原発処理水放出阻止に協力を」韓国・済州市から書簡 姉妹都市の三田市、対応苦慮「国策なので…」

 投票率は28・71%と、1998年に県知事選と同時にあった同選挙区補欠選(欠員2)より6・52ポイント下がった。

 当選の一報が伝えられると、事務所に支援者らの歓声が上がった。門隆志氏は「大きな支援を受け、県政の場に再び立つことができる。ありがたい」と安堵の表情を浮かべた。
 兵庫県宝塚市長選の惜敗後、支援者から「市のために頑張ってほしい」と声を掛けられ、悩んだ末に立候補を決意した。市長選の勢いそのままに選挙戦を展開し、市と県、国の連携の大切さを訴え続けた。「コロナ禍の中、市民の暮らしと命を守っていく」。コロナ対策、災害への備えを公約に掲げ、“返り咲き”を果たした。
 門氏は支援者ら一人一人に感謝の思いを伝えた。「市の発展のために全力を尽くす。山崎晴恵市長とともに宝塚を前に進める」(西尾和高、斎藤雅志)

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