涼しげ「あじさい餅」　尼崎の和菓子店が販売

　近畿地方が梅雨に入って１６日で１カ月となり、蒸し暑さが増す中、兵庫県尼崎市の和菓子店で、紫の餅をササで包んでアジサイを再現した「あじさい餅」が販売されている。梅雨の限定商品で、涼しげにショーケースを彩っている。 関連ニュース 町花アジサイが咲き誇る景観を取り戻せ　シカの食害で激減、安富中生ら植栽大作戦 【台風７号】猪名川町で約500軒停電　15日午後9時ごろの復旧見込む 【台風７号】阪高湾岸線と県道芦屋鳴尾浜線の芦屋浜－鳴尾浜が通行止め

　阪神間で５店舗を展開する「彩花苑」がアジサイの見頃に合わせ、毎年５月下旬から６月末ごろまで販売。赤、青、黄に染めた佐賀県産のもち米「ヒヨクモチ」を蒸して混ぜ、アジサイのグラデーションを表現した。こしあんには北海道産の小豆を使っている。
　取締役製造部長の土田勝也さん（３９）は「目にも涼しく、こしあんは喉を通りやすいよう甘さ控えめ。蒸し暑い日の甘味にいかがでしょうか」と話す。
　１個税込み１５０円。彩花苑本店ＴＥＬ０６・６４２８・５２００
（大田将之）