全国のおもしろマンホール展示 人気アニメや恐竜のデザインも
2021/08/20 05:30
(右上)池上さん夫婦が静岡市で撮影したアニメ「ちびまる子ちゃん」のデザインマンホールふた(左上)尼崎市の尼崎城(右下)全国80%の恐竜化石が見つかっている福井県勝山市で(左下)鳥取県境港市のねずみ男
全国各地のユニークなデザインのマンホールふたを紹介する企画展が、川西市郷土館(兵庫県川西市下財町)で開かれている。地元の名産や歴史、アニメのキャラクターなどを多彩に施したふたの現物、写真のほか、マンホールふたの製造方法を解説したパネルが展示されている。29日まで。(久保田麻依子)
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全国のデザインマンホールふたを撮影する大阪府豊中市の池上修さん・和子さん夫妻の協力を得て、同館が2018年から企画展を開催。池上さん夫妻は約20年かけて各地の名所をめぐり、それぞれの地域の歴史や文化を発信している。
会場には、川西市が作った「リンドウ」「黒川公民館と一庫炭」のカラーマンホールふたの現物のほか、池上さんが撮影した写真パネル34枚などを展示。人気のアニメキャラクターのほか、「恐竜」「花」「お城」などテーマ別のコーナーもある。
撮影地点の名所や歴史について解説文を添えており、夏休みの自由研究のテーマにしようと訪れる親子も多いという。丸山浩志館長は「マンホールふたを通してコロナ収束後の旅行計画をするのもいい。家族の会話が弾むきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。
午前10時~午後4時半、月曜休館。同館TEL072・794・3354