<ふわり阪神>山頂に浮かぶ「北極星」 川西・能勢妙見山の「星嶺」
2021/08/29 05:30
霊場ゆかりの能勢家の家紋「切竹矢筈(やはず)十字」と星をモチーフにした「星嶺」=川西市黒川
兵庫県川西市と大阪府にまたがる妙見山(標高660メートル)の山頂に、日蓮宗霊場「能勢妙見山」がある。
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その昔、星の王が降り立ったという伝説があり、北極星を神格化した妙見大菩薩(ぼさつ)を祭る。川西を拠点とした清和源氏の祖・源満仲らも厚く信仰したという。
歴史を感じてゆっくりと境内を歩いていると、ふと目を奪われた。参拝者らが語り合う場として1998年に建てられた信徒会館「星嶺(せいれい)」。建物の形状は、木やガラスなどで作った屏風をいくつも立て掛けたようだ。
小型無人機(ドローン)を上昇させて空からカメラを向ける。周囲に広がる木々の山頂に、北極星が浮かび上がった。(斎藤雅志、大田将之)
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