【万博】埠頭整備で港湾活性に期待 西日本最大級の物流施設も

2022/07/22 05:25

「アルファリンク尼崎」の完成イメージ=日本GLP提供

 東京五輪後の大型国際イベントとなる2025年大阪・関西万博に向け、尼崎市の経済界が盛り上がっています。2021年夏からこの1年間、二つの大きなニュースがありました。 関連ニュース 空飛ぶクルマ、30m上空をすいすい 万博1000日前を記念しお披露目飛行 大阪万博開幕まで千日、「空飛ぶ車」でPR 7月18日、兵庫県のシンポに試験機登場 「忍たま乱太郎」放送開始30年 聖地・尼崎で全国の「忍クラさん」おもてなしイベント続々企画

 一つは港湾。兵庫県は、万博会場の夢洲に近い尼崎市臨海部に、建設資材の運搬拠点となる埠頭を設ける方針を明らかにしました。一帯の「尼崎西宮芦屋港」はこれまで悲哀も味わってきただけに関係者は「活性化へ大きな追い風になる」と期待を寄せます。
 もう一つは、施設誘致。物流不動産開発の日本GLP(東京都)は尼崎市の南部に、関西最大級の大規模物流施設を建設すると発表しました。倉庫以外にも工場やショールームなどさまざまな用途での利用を見込み、地域住民も使えるフットサルコートも整備する予定です。
 万博開催に向けてまちのニーズが高まってます。

★空飛ぶクルマ


 記事は以下の通り。

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■2021年9月27日
万博での活用へ、尼崎臨海部に埠頭を計画 建設資材の運搬拠点、さらに入場者の移動拠点にも
(https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202109/0014712009.shtml)

■2021年9月27日
万博に向け尼崎に埠頭 「新設追い風に」30年後見据え県が長期構想
(https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202109/0014712099.shtml)

■2022年6月15日
関西最大級、尼崎に大規模物流施設建設へ 日本GLP 26年夏完成見通し
(https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202206/0015388898.shtml)

■2022年6月24日
日本GLP、尼崎にさらに物流施設 西日本最大級の施設と連携
(https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202206/0015412489.shtml)

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