「オリジナルかき氷」4高校生徒が対決 売れた数もとに「決算」で競う 20日尼崎
2022/08/16 05:30
かき氷市のチラシ
高校生たちが考案したオリジナルかき氷を販売する「かき氷市」が20日、兵庫県尼崎市杭瀬北新町2の杭瀬公園で初めて開かれる。デザイン性に加え、実際に売れた数をもとに当日の「決算」で競い、優勝した高校のかき氷は「あま氷」と名付けて市内の事業所で販売される予定という。あなたも食べて「審査員」になってみませんか? (広畑千春)
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高校生に仕事観や経営のエッセンスを学んでもらおうと、尼崎商工会議所青年部の未来育成委員会が5年ほど前から続ける事業の一環。今年はより身近で具体的な経験をしてもらおうと、初めて「お客さん」に接する形でかき氷をテーマにして実施することにした。
参加するのは尼崎小田▽武庫荘総合▽尼崎双星▽琴ノ浦-の4校の生徒有志。それぞれオリジナルのメニューを考え、電動かき氷器を実際に使う練習や試作などを重ねてきた。
氷だけは委員会が準備するが、他の材料費は自分たちで考え、当日の売り上げをふまえて「決算」で競うという。
成人年齢が18歳に引き下げられて迎えた初めての夏となる。委員会の山本淳委員長は「社会に出ればできない失敗も存分にしてもらって、経営の楽しさや難しさを感じ、いい思い出をつくってもらえたら。ぜひ多くの人に『投票』に来てほしい」と話している。