水ギョーザ、パイナップルケーキ…台湾出身者が作るご当地の味と雑貨 西宮阪急で30日まで催し
2022/08/26 05:30
台湾祭の会場。足を止めて買い物を楽しむ客の姿があった=西宮阪急1階
台湾に旅行した気分を味わい、現地の雰囲気や料理を楽しんでもらおうと、兵庫県西宮市高松町の西宮阪急1階で「開運招福~台湾祭」が開かれている。日本で店を構える台湾出身者らが腕を振るった十数種類の料理や菓子が並ぶ。30日まで。
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大阪を拠点に台湾の文化やアート、デザインの魅力を日本に広めるために活動する「Hao!Taiwan(ハオ台湾)」のメンバー4人が企画。これまで大阪府や兵庫県川西市などの百貨店で台湾雑貨を中心としたイベントを開いてきた。
そんな中、「もう数年海外に行けていない」との声を聞いたメンバーら。台湾の料理をさらに加えることで、より現地に近い気分を楽しんでもらおうと準備してきたという。
会場では、本場台湾人のシェフがいる「台湾同客(とんくー)餃子館」の水ギョーザや、「台湾菓子 万華(ばんか)」の台湾産パイナップルを使ったケーキなど7店舗の商品が並ぶ。台湾同客餃子館のエビ水ギョーザは、甘みの強いエビと豚肉、新鮮なネギの風味が口いっぱいに広がり、香ばしいしょうゆとも相性が抜群。
他にも竹の繊維を100%使った皿「バンブープレート」といったユニークな品も目を引く。自然で育った竹は丈夫で、トレーのカラーも天然の食用着色料を使っており、人にも環境にも優しいという。
ハオ台湾で広報担当の和谷尚美さん(45)は「普段食べられない商品がたくさんある。ぜひ足を運んでもらいたい」と話す。
午前10時~午後8時(最終日は午後5時まで)。入場無料。
(浮田志保)