整体×洋食で「大人の夏休み」施術でローストビーフ提供 子育ての疲れ癒やして 西宮

2022/09/01 05:30

整体をする溝下直輝総院長=西宮市高松町

 子育てする親に夏休みの疲れを癒やしてもらおうと、兵庫県西宮市高松町の整体院「RUFFREE(ラフリー)」が1日から、整体と洋食を堪能することができる企画「肩甲(けんこう)洋食」をスタートする。地元の人気洋食店「土筆(つくし)苑」と協力し、地域の子育て世代に「大人の夏休み」を提供する。(村上貴浩) 関連ニュース 「遊ばせながら働けます」子育て中のテレワークを支援 遊戯施設付きセンター開業 子どもの感性刺激、家族の絆を深める「あそびうた」 男性保育士ユニットが語るその効用とコツ 双子の子育て、幸せだけどけっこう過酷 記者が感じた多くの困難


 ラフリーは2020年8月にオープン。総院長の溝下直輝さん(33)は、もともと病院で働きながら開業を目指し、他の整体院と差別化できる形を探して「肩甲骨はがし」に出合った。
 専用の機械を使って肩甲骨周辺に電気を流し、筋肉を大きく収縮、弛緩させ、整体で深い部分の筋肉をほぐす。溝下さん自身が悩んでいた手のしびれが取れたことで「これだ」と決めたという。
 肩こりに悩む人や、結婚式前の美容のために来院する女性が多い中、子育て世代の多い西宮市で一番多く聞いたのは「子どもの夏休みで毎日が大変」「大人がゆっくりする時間がない」という声だった。
 溝下さんは「自分も3歳と1歳の子どもがいるので気持ちはよく分かる」と今回の企画を思いついたという。
 60分の整体を受けると、土筆苑で肩周りの肉である「みすじ」のローストビーフをサービス。「夏には育児以外にも多くの疲れがたまる。学校が始まり、生活が落ち着く9月にリラックスに来てほしい」と話す。
 9月末まで。税込み9900円。前日までに電話での予約が必要。西宮北口院TEL070・8948・2737

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