川西市W選 投票率50%台維持か、4年前と同水準を想定 16日に投開票

2022/10/15 05:30

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 任期満了に伴う兵庫県川西市長選、同市議選が16日に投開票される。市長選はいずれも無所属で、現職の越田謙治郎氏(45)と、新人で元川西市議の山下隆志氏(40)による一騎打ち。今回から定数が2減した市議選(定数24)には32人が立候補した。選挙は終盤にさしかかり、投票率の行方も注目される。 関連ニュース 三田市議選29日投開票 33人支持訴え舌戦終盤 移動式投票所新設 「期日前」は好調 <神戸市新幹部に聞く>(9)選挙管理委員会事務局長・長谷英昭さん 投票率向上へ小中学生啓発 丹波篠山市議選 21日投開票 子育て支援や人口減少対策巡り、舌戦繰り広げる


 市選挙管理委員会は投票率について、前回(2018年)のダブル選と同水準の52%と想定。神戸地方気象台によると、投開票日の16日は不安定な天気になるとしており、市選管は期日前を含めて投票を呼びかけている。
 市長選の投票率をめぐっては、1970~80年代はおおむね20%後半~30%台で推移。90年には市長の汚職事件があり、2カ月後にあった出直し選で66・67%に回復し、その後は60~50%台で低下傾向が続いている。前回(2018年)は、選挙権年齢が18歳に引き下げられて初の選挙で、51・70%だった。
 市議選は、10年までは50~60%で推移。14年の市長選が56年ぶりに無投票だったため単独選となり、48・15%に落ち込んだ。
 8日時点の選挙人名簿登録者数は13万1718人(男性6万1110人、女性7万608人)。
(久保田麻依子)

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