「七色いんこ」「火の鳥」…コーヒーで味わう手塚漫画 全国27店が集うフェス 宝塚、3~6日

2022/11/03 05:30

宝塚市立手塚治虫記念館=宝塚市武庫川町

 全国のコーヒー店が集う「ジャパンコーヒーフェスティバル2022in宝塚」が3~6日、兵庫県宝塚市武庫川町の市立文化芸術センターと市立手塚治虫記念館で開かれる。自家焙煎(ばいせん)専門店など27店舗が出店する。同市ゆかりの漫画家手塚治虫(1928~89年)の作品をイメージしたオリジナルコーヒーをブレンドするなどして、入場者に飲み比べを楽しんでもらう。 関連ニュース 好みのコーヒーぴたりと診断 イエス・ノー選択式、女子大生が宝塚の専門店と連携し考案 注文迷う客から好評 使用済みコーヒー粉末から着火剤、ソロキャンプも楽しめる 胸高鳴るコーヒーの香り 2年前の1杯に衝撃、脱サラして開店「やりたいことがいっぱい」

 一般社団法人日本コーヒーフェスティバル実行委員会(大阪市)が主催。2016年に大阪で始まり、今回37回目となる。宝塚での開催は初めてで、宝塚珈琲協会などが働きかけて実現した。
 手塚は仕事の合間によくコーヒーを飲んでいたといい、生涯700作の漫画を生み出した。若者が手塚漫画と深く関わるきっかけにしようと、コーヒーを味わいながら作品の魅力に触れてもらう。宝塚は歌劇のまちとして知られるため、各コーヒー店は演劇を題材にした「七色いんこ」「ファウスト」「火の鳥・羽衣編」など8作品の中から一つ選んでコーヒーを入れる。
 日替わりで出店し、1日最大15店舗が並ぶ。料金はチケット制で3枚1500円(パンフレット付)。チケット3枚のうち、2枚は店を自由に選んで使用できる。残りの1枚は店舗指定。時間は3日=正午~午後5時▽4、5日=午前10時~午後5時▽6日=午前10時~午後4時。(西尾和高)

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