「お金のゲーム」や新感覚テニスを体験 六甲アイの神戸国際大学でイベント
2022/07/06 18:29
お金の仕組みを学ぶ「ライフシミュレーションゲーム」を体験する親子=神戸市東灘区向洋町中9
神戸国際大学(神戸市東灘区向洋町中9)で、産学連携の地域交流イベント「六甲アイランドわくわくsummer体験会」が開かれた。金融教育に活用されるボードゲームや、手のひらにラケットを装着する新感覚のテニス「テニピン」に親子連れなど約130人が挑戦した。
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同大と第一生命グループ、テニススクールを全国展開する「ノアインドアステージ」(姫路市)が主催。文部科学省が「地域学校協働活動」として推奨する教育プログラムを取り入れ、7月3日に実施した。
体育館を訪れた参加者は、グリップがない「手のひらラケット」でスポンジボールを打ち合う「テニピン」にチャレンジ。未就学の子どもたちも上手にボールをはじき返しながら、小さなコートを駆け回った。
教室に用意されたのは、ライフイベントごとに進路を選んでマスを進めていく「ライフシミュレーションゲーム」。親子やお年寄りが体験し、就職するか起業するか、老後は何歳から年金を受給するかなどを決断しながらゴールを目指した。ゲーム中は円の価値が上下するため、為替レートにも注意しながら、最終的な資産の多さを競った。
向洋小学校6年の女子児童(11)は「家を買うのがすごく痛い出費で、借金した。これからいろいろお金がかかるんだなあと思った」としみじみ話していた。(井上太郎)
→「東灘区のページ」(https://www.kobe-np.co.jp/news/higashinada/)